表示方向
表示方向を変える場合、マウスの中ボタンのドラッグを使う「シーンの床を中心回転」は SolidWorks 2013の新機能
ヘッズアップツールバーを使う。
表示方向ダイアログを使う。
ビューセレクタを使う。(SolidWorks 2013新機能)
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Z+を画面上へ向ける
SolidWorks では、「等角投影」などで表示するときデフォルトでは Y+方向が画面上となっています。Z+方向を画面上へむけるように変更する方法です。(古い SolidWorks バージョンの方法はこちら)
まず、スペース キーを押すなどして表示方向ダイアログを開き をクリックしてダイアログを開いたままにします。
をクリックすると、XY平面視となります。 グラフィック画面左下には が表示されているはずです。
「標準表示方向の更新」をクリックします。
「現在のビューに指定する標準表示を選択」と指示が表示されますので、 をクリックします。
これで、「等角投影」「不等角投影」「両等角投影」でZ+方向が画面上へむくようになりました。
この設定は、パートファイル(*.SLDPRT)に保存されます。 「新規」にファイルを作成するときに、この設定状態となるようにするためにはテンプレートファイルを使います。 もし、あなたが上の設定をしなくても、最初からZ+方向が画面上となるならば、その設定が既にされているようです。
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表示する、表示しない
他の CAD では レイヤー あるいは レベルの機能で、表示・非表示の制御を行うものがありますが、SolidWorks では、レイヤーではない別の方法でデータの表示・非表示を行います。
表示状態にしても表示されない場合は、メニューの「表示」でオフになっていないか確認してください。
グラフィック領域では、表示されているものだけ選択できる
グラフィック領域で、表示されていないものは選択できませんが、
フィーチャーマネージャーでなら選択できます。 グラフィック領域、フィーチャーマネージャーについて
フィーチャーマネージャーで、ソリッドボディフォルダなどが表示されていない時は、
システムオプションを確認してください。
グラフィック領域では左ボタンドラッグで複数の要素を選択できます。
ctrl キー または shift キーを押しながら複数の要素を選択することができます。
フィーチャーマネージャでも ctrl キー または shift キーを押しながら複数要素選択できます。
選択した複数要素をフォルダにいれておくと、それ以後はフォルダ内の要素をまとめて選択することができます。
上の例では、ロールバックした状態でフォルダにまとめておくと、後で選択するときに便利です。
レイヤーがなくても、表示/非表示をうまく使いこなすと、とても便利
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明るい色に変える
ソリッドやサーフェスの暗い色のため、わかりにくいときがあります。特にプリントアウトや FAX 送信では明るい色が好まれます。全体の色を明るくするには、照明を変更するのが便利です。
照明の変更は、「DisplayManager」「シーン/照明/カメラ表示」から照明を右クリックしてメニューを表示して行います [img2:modellooks06.png]] アンビエントというのは「環境光」とも呼ばれ、特定の方向からの光ではなく全体的に物を明るくする光のことです。 全体的に明るくしたい場合は、このアンビエント光源を編集するのが適切です。
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透明にする
ソリッド、サーフェスの表示は「表示タイプ」で「ワイヤフレーム」や「エッジシェーディング表示」などに設定できます。シェーディング表示のときに、半透明の表示にすることができます。半透明にしたいソリッドなどで右ボタンメニューから「外観」「Body」を選択します。
「ベーシック」の「色」で「透明」を選択してから、色をピックすると半透明になります。詳細設定では透明度を設定可能です。
透明度の設定で、完全透明にするとそのソリッドはワイヤフレーム表示と同じ表示になります。 ↑top
外観の設定
外観(ソリッドの色など)は、「面」、「フィーチャー」、「ボディ」、「パートファイル全体」で設定できます。これにより、例えばボディ全体の色を設定して、例外としてその一部だけの面の色を変えることもできます。また、材質感のある外観やマッピング(画像ファイルの模様を張り付けること)ができます。詳細は、公式ヘルプを参照してください。 マッピングを手軽に使うには、画面右側の「タスクパネル」が便利です。
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表示タイプ
状況によって変更すると便利な表示タイプがあります。表示タイプは、クリックで オン/オフを切り替えできますので、
モデリングの途中や、切削シミュレーションに適した表示に変更すると便利です。
- 断面表示 … 断面を表示
表示を一時的に変更するだけで断面の面やエッジは生成されないので、エッジ選択はできません。
断面形状を作ってエッジを利用したり寸法確認をしたりする場合は、カット(押し出し、
サーフェス使用=平面指定可)などで形状を変更するか、スケッチの交線カーブを使います。
- ゼブラストライプ … 縞模様で表示
- 抜き勾配分析 … 抜き勾配を色で表示
抜き方向を指定して、色で勾配を確認します。
「抜き勾配分析」を オン にしたまま、スケッチモードに入ることもできます。
PL(パーティングライン)を作成するときに便利です。
- アンダーカット解析・パーティングライン解析
金型のPLを確認するときに便利です。
PL線(面)を作成するときは ソリッド演算 と PLの作成 も参照してください。
- リアルビュー RealView
リアルビューは、次のような写実的な表示を行います。
対応するグラフィックボード が必要です。
動画の作成は、モーション スタディで作成できます。上の動画は 動画GIF形式に変換しました。