2. ディストリビュート CAM
例えば、3人で CAM 作業をしています。
3人とも CAM のプログラムをして、その後にツールパス計算に60分必要です。
CAM のプログラム作業は、CPU負荷がほとんどありませんが、ツールパス計算を始めると CPU負荷率は 100%となります。

ここで、ディストリビュート CAM(Distributed CAM)を使ってみましょう。

pm1:00 に Aさんがツールパス計算を始めた時、Bさん と Cさんはまだツールパス計算をしていませんので CPU の負荷率はほとんどありません。

そこで Aさんの HSMWorks は、Bさん と Cさんのパソコンに計算を「分配(Distribute)」します。

Aさんのツールパス計算(図の青色部分)は、3台のパソコンで計算しますので早く終了して、Aさんは次の作業に早く取りかかることができます。
しばらくして、Bさんもツールパス計算をしますが、やはり早く計算が終了します。Cさんも同様です。


どうですか?

すばらしいでしょ!


これが HSMWorks のディストリビューション CAM です。

もう少し追加説明をします。
  1. HSMWorks を動かすパソコンには、HSMWorks のライセンスが必要です。
    そのパソコンから計算を受託するパソコンには HSMWorks のライセンスが不要です。 ダウンロードした計算サーバープログラムをインストールするだけで、他に何も必要ありません。

  2. LAN 上にある 64bit 及び 32bit の Windows パソコンに ツールパス計算(の受託)をさせることができます。
    ただし、あまり遅いパソコンや 他に負荷のかかる計算をしているパソコンは、適さないかもしれません。

  3. 今後もディストリビュート CAM は改良されていく予定です。効率のよい計算をさせるために、LAN上のデータ転送量や CPU負荷配分のバランス、計算分配の方法、 分配に適したツールパス計算方法が改良されるでしょう。Autodesk 社は CAM 計算をクラウドで動作させる計画もたてています。

最新のコンピュータを十分に活かす HSMWorks をぜひ体験してください。

ここがすごい!21 -->English
1. 負荷制御で加工時間短縮。工具長持ち。 2. ディストリビュート CAM 3. SolidWorks に合わせて開発されたソリッドに強い CAM。
4. マルチコア、大容量メモリなど最新ハードウェアに対応した計算の速さ 5. SolidWorks のグラフィックでわかりやすい表示 6. 高精度のツールパス計算
7. コストパフォーマンスが高い 8. SolidWorks のアセンブリ、コンフィギュレーションなどパラメトリック設計に対応 9. 使い慣れた SolidWorks ユーザーインターフェースでそのまま使える。
10.3次元の操作の延長で、固定5軸 11. 詳細表示のシミュレーション 12. 高速度シミュレーション
13. 巻き戻し シミュレーション 14. 削る量のわかるシミュレーション 15. ツールパス操作の種類の多さ
16. 描画・通信すべておまかせ HSMWorks Edit 17. 各種機械に対応できるポスト 18. わかりやすい作業指示書
19. 2次元輪郭加工もドリルもOK 20. 統一された入力項目 21. デフォルト値を採用すれば、楽に入力

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MaaS Japan は、CAD/CAMシステム HSMWorks の 販売と技術サポートを行っています。