HSMWorks の英文のホームページからの引用です。
もしあなたが以前に他の CAM を使っていたならば、その許容誤差は HSMWorks のものと同じでないかもしれない。
If you have been using a different CAM system previously the tolerances might not be the same for HSMWorks.
HSMWorks 許容誤差のページ から引用
一緒じゃないの? と思った人多いと思います。
多くの CAMは、CAD の形状をポリゴンモデル(ファセット)に近似してからツールパスを生成します。
2回の処理を通してツールパスを計算するため、それぞれに誤差が生じます。
HSMWorks は指定した合計許容誤差に収まるように、すべての内部許容誤差を自動処理しています。ただし1個の例外を除いて。
HSMWorks will automatically handle all internal tolerances within the given total tolerance with one exception.
HSMWorks 許容誤差のページ から引用
ここでいう例外は、「円滑化」(生成されたツールパスに円弧近似などの処理を行う機能で、オプションで動作させることができる)です。
HSMWorks では、多くの CAM と違って許容誤差の取扱いを明言しています。そして、許容誤差に関してこれ以上の制限はありません。
つまり、許容誤差を小さくすればするほど、高精度なパスが計算できます。実際に 0.0001 の計算も可能で、計算結果はシミュレーションで確認することができますし、
ポスト処理したツールパスで加工することもできます。